先日、某有名住宅会社様のスキルアップ研修に協賛させていただきました。ガス事業も展開されている住宅会社様だけありガスで焼かれる瓦の特徴を念真にお聞きになっているのが、大変印象的でした。
はじめに、丸栄陶業㈱の代表取締役 樅山善久さんから現在の瓦業界について説明いしていだきました。
瓦業界は大変時代に突入しています。各地でおきた地震の影響で、瓦は重たい、瓦は危ない、などといった風評被害。そして今、この住宅業界の不況のあおりを受けています。先日、ガイアの夜明けと言う番組でも紹介されていましたが、400年の歴史を持つ島根の特産品「石州瓦」も建築不況の煽りで売り上げが落ち、大量の在庫が4億ちかくあるという。テレビでは銀行の融資担当の男性が訪れ、在庫で融資するかどうかを判断していたシーンが印象的でした。
写真右は原材料である粘土をダンプアップして入れる場所です。この粘土も三州地方でも不足しているらしく、今は様々の場所から採取してブレンドしているらしい。
担当の方は、「最近は山の土が入り品質管理が大変だ」と仰っておりました。