縁あって、淡路島のカワラマン山田脩二さんの瓦を某掛川市のK組さんの元、葺く仕事をやらさせて頂きました。
今回初めてお仕事させて頂きました。本当にありがとうございました。現場監督さんの温かく鋭い目線での現場管理は、素晴らしく、まだまだ勉強しなくてはいけないなと思う現場でした。これが本当の現場の監督なんだと実感されました。
山田さんは、フリーのカメラマンから、手づくりで瓦を製造する瓦マンになったという珍しい経歴の方であります。
実は弊社にも元カメラマンの瓦葺き師がおりまして・・なんかご縁があるのかな?!
風合いのあるいぶしの瓦は、落ち着きますね。今の瓦は工業製品に近くなってきましたので、風合いといった部分では、山田脩二さんの瓦は、味ががありますね。淡路瓦特有のはけ土のやわらかいいぶし銀色が瓦1枚1枚に表情を出しています、そこが、味(風合い)の出るポイントだと思います。
まだ外壁が防水シートで覆われておりますが、瓦だけ見ても非常に美しいです。こんな立派なお宅に住めるお施主様がうらやましです。
この瓦を仕様書に入れた建築家の小澤義一さんもなかなかこだわった建築家の方です。このような瓦を扱えて非常にうれしく思っております。
今後も日本の伝統の瓦屋根を残していきたいと思います。