弊社屋根施工のJR掛川駅の復元工事が新聞記事より掲載しておりましたので紹介します。
掛川駅北口駅舎は、1933(昭和8)年に建設された木造駅舎。JR東海は2008年に耐震建替え工事計画を表明したが、地元市民から木造駅舎保存を求める声が続出。翌年には掛川市長から公式にJR東海へ木造駅舎保存の要望が伝えられた。
その後の両者の協議により、木造駅舎存続には1億1,000万円の地元負担が必要であることが判明。掛川市は国の補助金と市の負担分を除いた5,000万円を寄付で集めることとし、2010年から寄付金の募集を開始。
2011年には、従来の駅舎をいったん解体し、既存の材料を可能な限り使用して元の外観を復元する方法により、耐震化工事を実施することでJR東海と掛川市が合意。寄付金募集を開始してから約2年後の2012年1月には、目標金額の5,000万円を達成した。
駅舎解体工事は昨年5~6月にかけて行われ、7月には新駅舎建設に着工。現在は工事の仮囲いも撤去され、復元された木造駅舎が元通りの姿を現している。
弊社では、鬼瓦の復元などを含めた屋根工事をさせて頂きました。写真復元した鬼瓦
乾燥中 巴瓦も復元 ↓
焼成後の鬼瓦 弊社原川が復元を担当