建設会社様のホームページに弊社施工作品瓦写真が掲載されましたので、画像をお借りしました。
瓦は奈良瓦センターの飛鳥2号を使用鬼は御所形の鬼を使用しています。御所形の鬼は御所や城などの格式の高い建物などに使われる鬼瓦で、中央に家紋などを入れる事ができる鬼瓦です。
隅棟ですが、この勢いある線どんな線かわかりますか? 実はこの曲線、カテナリー曲線といって 円の曲線ではないのです。懸垂線(けんすいせん)とも言い、ロープや電線などの両端を持って垂らしたときにできる曲線なんです。即ち軒先から大棟まで糸を張って徐々に弛ませてできた糸で出来た線で隅棟の線を描いています。この線を方程式で出す事も可能です。
写真の撮り方が最高にいいですね。簡略ですがかなり本葺きに近いですね、一体型の軒もあるそうですが、弊社では基本的に敷平、唐草、軒巴の3点セットで施工しています。