静岡市の姉妹都市米オマハ市からの訪問団が26日来静し、松村英俊副市長らの歓迎を受けた。20人の一行は29日まで市内に滞在し、市民との交流や市内巡りを予定している。
訪問団長を務める市議のダン・ウェルチさんが「姉妹都市の中で最も長期間交流している静岡市を訪問できうれしい。ここで過ごす日々を楽しみにしている」と期待を述べた。松村副市長は「交流は国境を超えて相互理解を深め、世界平和に貢献する」と願いを込めた。
歓迎会の後、一行は駿府公園の東御門を見学した。静岡側の民間交流団体「オマハ会」が一昨年、提携40周年を記念して、オマハ植物園に3分の1スケールの「静岡駿府御門」を建立している。こうした両都市の交流が評価され、昨年、アメリカ国際姉妹都市協会特別賞を受賞した。
27日は久能山東照宮や三保の松原などを巡り、28日は市民宅に半日滞在するホームビジットを行う。
静岡新聞より掲載