S寺様 屋根替え工事

 4月3日 静岡市清水区村松にあるS寺様の境内内の桜の下で本堂他屋根替え工事の着工式が行われました。
工事の安全を願い、天気もよく盛大に行われ工事大成功の予感漂う着工式となりました。
檀家の皆様をはじめ御住職様、設計監理の先生ありがとうございました。

この下図面のように『天平の甍』唐招提寺のような鴟尾をのせる予定です。

鴟尾(しび)とは、瓦葺屋根の大棟の両端につけられる飾りの一種である。訓読みではとびのおと読む。沓(くつ)に似ていることから沓形(くつがた)とも呼ばれる。


寺院・仏殿などによく用いられ、後漢以降、中国では大棟の両端を強く反り上げる建築様式が見られる事から、これが中国などの大陸で変化して3世紀から5世紀頃に鴟尾となったと考えられている。

唐時代末には鴟尾は魚の形、鯱(海に住み、よく雨を降らすインドの空想の魚)の形等へと変化していった。

瓦の伝来に伴い、飛鳥時代に大陸から日本へ伝えられたと見られている。主に建物の火除けのまじないにしたと考えられている。材質は主に瓦、石、青銅などがあり様々だ。

燦然と輝く『平成の甍』を頭に描きながら、これから7ヶ月間の予定でS寺開創500年記念 平成大改修事業に入ります。

 

 

 

 

 

 

    

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