SBS静岡放送さんが、このプロジェクトを取材していただきました。竹下建設棟梁の茶室部分の仮組みも進み撮
影していただきました。
茶室建築は社寺建築と違って柱なども細く、仕口も繊細だ。丸柱と丸柱の付け根部分は非常に神経を使うと共に数奇屋匠の腕の見せ所だと思う。
今回の仮組は、先月母屋は仮組みが既に終っている為、主に茶室の小間席部分のみ行った。
ニュージーランド現地での荷建具の調整や、刻み作業を簡素化させる為に行ったが、現実問題、実際の納まりガ国内作業ではっきりするので、忘れ物や拾い忘れが少なくなり、大変良い結果になった。
写真でもわかるように、大変細かく繊細で優美である。ヨーロッパの建築は石の文化だが、日本の伝統建築は木の文化である事をあらためて実感させられた。
SBSさんのホームページに記事がより
三島市の姉妹都市ニュージーランドのニュープリマス市に茶室を建設する計画が進められています。
伊豆の国市の工房で仮組みされているのがニュープリマス市に建設される茶室の一部です。アメリカの
オマハ市に駿府御門を建設して高い評価を得た木造建築、日本庭園、伝統瓦の各分野の県内の匠がチームを組んで作業にあたっています。建物は約65平方メートルの平屋建てで国際交流の拠点のひとつとして活用されるということです。
茶室は9月、船でニュージーランドに運び関係者が現地入りして組み立てられることになっていて来年2月、完成予定です。
このような記事で放送されました。
下記放送内容です。