棟(むね)の耐震工法 ~洋風仕上げ~

今回の地震災害で、ほとんどの瓦屋根のお宅で棟瓦の被害が多かったと思います。原因は、地盤や断層など様々な要因だと思いますので、一言では言えませんが、棟瓦の結結方法でかなりの差が出ていたのではないかと思います。

今現在450件ほどのお問い合わせを頂いてる中で、過去の弊社施工物件で棟が被害を受けているのは、確認できるだけでも、5パーセント以下ではないかと思います。

ここでは最新の棟の補修方法(洋風仕上げ)を弊社職人みっちゃんが紹介します。

まず損傷した棟です。棟が地震でずれてしまいました。棟には伝統工法の土が使われています。

これから棟を解体していきます。

 

 

 

   棟に防

腐処理した角材を  取り付けます。

その後、シリコン入りの軽量南蛮漆喰で角材を被い防水加工をします。

弊社では渡辺建材さんのかるaを使用しています。

 

 

 

 冠瓦をか

ぶせてステンレスビスで固定します。

 これで棟も軽くなりました。

しかし見た目は和風から離れてしまったような気がします。

 

 軽量の南蛮漆喰は軽石などの骨材を使用していますので従来ののし積み工法でも20%も南蛮が軽く強固に棟を積む事ができます。

 

 

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