先日、弊社の倉庫を整理していると、古い新聞紙が目に留まりました。しかしながら、なんとも古い新聞です・・・。
日付を見てみると、「日三十月二年三十和昭」・・・。ん?逆から呼んでいました。昭和13年2月13日の新聞でした。
なんとまだ左から右へ文字が書かれている時代のものです。というか、これって戦前・・・
探し出すと、このような新聞が、昭和13年から昭和30年代まで数枚発見されました。
なぜこんなに古い新聞が弊社にあるのかと申しますと、弊社の鬼師、故 大橋景月氏が、鬼の構図を書く際に、新聞に構図を書いていたようです。
鬼の構図を書くのには、大きな用紙が必要とされます。しかしながら、戦前や戦後直ぐは、物資がなかなか無い時代である為、比較的身近な大きな用紙である新聞紙に構図を書いたそうです。
しかしながら、新聞に書かれたとはいえ、氏が書かれた構図は、どれもとても素晴らしい作品となっております。
また鬼の展示会等を開催する際に、額に入れ展示してみたいと考えております。
また、当時の新聞の内容ですが、私は昭和53年生まれの為、全くしらない事ばかりです。
しかし、当時の広告などを見ていると面白いです。オールウェイズ3丁目の夕日に出てきそうな感じです。
次回は、興味深かった記事(浅草・浅草寺の・・・)や広告について記載しようと思います。