被災地での悪徳業者について

東北地方太平洋大地震及び富士宮地方を襲った地震におきまして、家屋に被害を受けられた方々が非常にたくさんいらっしゃいます。そんな中で、既に悪徳業者が横行しているとのことです。

1昨年に静岡を襲った地震のときも、悪徳業者がでて、逮捕者もでました。

やはり、家屋が被害を受けた状態は、早く直して気持ちも落ち着きたいというものです。しかし、そんな心理を逆手にとって「うちは直ぐに補修ができるよ」といい、着手金や、ブルーシートをかけるだけで、数万円を請求するといったケースがあります。

まず、こんなとき、どのような対応をしたほうが良いでしょうか。

弊社では、1昨年の静岡県震災での復旧活動をした中で参考にできる情報をお知らせいたします。

一つに、業者が組合に加盟しているかどうか。組合は、全日本瓦工事業連盟(略称 全瓦連)という屋根を工事する業者の唯一の団体があります。この全瓦連は、全国各地に支部(被災地であれば、  福島県瓦工事組合連合会  、茨城県瓦工事業組合連合会、栃木県瓦工事業組合連合会、宮城県瓦工事業組合、岩手県瓦工事業組合、静岡県瓦屋根工事業連合会)をもち、多くの業者が所属しております。弊社も所属しております。所属業者であれば、悪徳な行為や、手抜き工事をしないと信頼してよいでしょう。加盟している業者は、全瓦連ホームページに記載されております。

もう一つ、正しい見積書を提出して説明があるか。たとえば日本瓦では、屋根の一番高い部分で瓦が何段か積まれているところ(棟とよばれる)が崩れているところが多いと思いますが、そこの補修であれば、棟に瓦を何段積んで、何メートル補修をするかという明細があることが重要です。ただ闇雲に屋根工事1式何十万円という書き方は非常に怪しいです。気をつけて下さい。

静岡の地震では悪徳業者もそうですが、詐欺もありました。

「材料費を先に下さい。明日から工事に入ります。」そして翌日、工事に来ない。そういった詐欺グループも横行しました。

また、

訪問販売形式の屋根工事業者には十分注意して下さい。「お宅の屋根も心配だから見てあげるよ。」とか、言われるときっと優しい人と思われることがあるかもしれません。善意と悪意を見極めるのは難しいかもしれません。

チェックポイントは、まず名刺等をもらい、事務所を構えてるか。連絡先が固定電話か。また電話がちゃんと繋がるか。組合に加盟しているか。

また訪問販売では契約書が必要です。必ずその場で契約しないで下さい。また、クーリングオフが適応できます。

 

最後になりましたが、このことを、周りの方々が知っていただけることが何よりです。特に屋根を直したいという方々が周りにいらっしゃる方にこの情報を伝えていただければ幸いです。

長文失礼いたしました。

また、屋根のことの質問であれば、お気軽に弊社までご連絡下さい。フリーダイヤルでなくて申し訳ないのですが。

TEL 054-643-1888

 

このたびの災害にて亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

また、被災者の方が1日でも早く安心して暮らせることをお祈り申し上げます。

ONE FOR ALL 、ALL FOR ONE

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